群馬の和算 28

 群馬の算額 28 問題 (PDF)
   左に表示した問題のPDFファイルです。


 解法のヒント
   立体の図形を理解すれば、比較的容易に解けます。

   
 奉納場所 倉賀野宿薬師堂
   算額が現存せず、この名前のままの場所はありません。
   倉賀野で薬師堂はいくつか候補がありますが、「七仏薬師」
   とか「穴薬師」とか別名のある、天台宗安楽寺と思われます。


 奉納者  関流小野良佐栄重門人 須賀宇太郎治意
               (または、須賀宇太郎晴識)


   先生は、小野栄重という非常に有名な和算家です。
   倉賀野宿に2つ有った脇本陣は共に須賀家、
   河岸問屋も須賀家です。
   倉賀野の須賀5家のうち、3家の家系図を調べても、
   「宇太郎」は見当たりません。
   残りの2家は、子孫が不明で調査不能です。

   この算額は、現存しません。『賽祠神算』(さいししんさん)と
   「諸家算題額集」(しょかさんだいがくしゅう)に載っています。
   『賽祠神算』では、須賀宇太郎治意です。
   『群馬の算額』では、須賀宇太郎晴識を採用していますので、
   「諸家算題額集」には、須賀宇太郎晴識で載っているのでは
   ないでしょうか?『賽祠神算』は写本のデジタル画像を東北大学が
   公開しているので確認できます。


 群馬の算額 28 解法例1
 群馬の算額 28 解法例2

   算額の解法は、いろいろ有ります。
   どれが正しくて、どれが誤りということは無いと思います。
   別の解法例が見つかったら教えて下さい。









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